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賃貸物件で暮らしているほとんどの人には、数年に1回くらいの割合でやってくる引っ越し。
そのときの賃貸物件選びのチェックリストについては、以下の通り記事にしました。
物件を決めたら引っ越しをするわけですが、数年に1回ともなると前回の引っ越し時に何をしたのか忘れている人も多いはず。
転出や転入届、住所変更、電気・ガス・水道などなど。。。
私自身も、引っ越しのたびに「あと何すればいいんだっけ?」と手さぐりしていました。
引っ越しのたびに毎回手さぐりというのも効率が良くないので、この記事では備忘録もかねて引っ越しのときに必要な手続きをまとめることにしました。
ひとつひとつチェックしていくと便利かもしれません!
引っ越し前にやっておくべき(やっておきたい)手続き
引っ越し業者の選定・申し込み
引っ越しを業者に頼む場合は、複数の業者に相見積もりを取って比較した方が料金を節約できる可能性があります。
ただ、やみくもに比較サイトで個人情報を入力してしまうととんでもない量の電話・メールが飛んでくるので注意が必要。
個人的には、大手ではなく地元で評判のよい業者を選ぶようにしています。
大手のほうが安心という人もいるでしょうし、たまたま担当した営業やスタッフによっても引っ越しのクオリティは変わる可能性あり。
価格や評判を調べた上で決めるといいでしょう。
また、単身パックなどのプランを活用したり、引っ越し業者でなくヤマトや佐川などで普通に配送したり、近場なら自分で赤帽など軽トラを借りてきて運ぶ、友だちに手伝ってもらう……などという手もあります。
距離と荷物の量によっても変わってきますので、どの方法が一番安く済むか調べてみてください。
ダンボール・梱包材の購入、荷造り
引っ越しの期日と利用する引っ越し業者が決まったら、来たるべき日に向けて荷造りをしましょう。
引っ越し当日までに荷造りができておらずリスケジュールとなった場合、キャンセル料などが別途必要になったり引っ越し元・先にも連絡や調整が必要だったりと非常に面倒かつ損なことになってしまいます。
荷造りに必要なダンボールや梱包材は、引っ越し業者によってはもらえることもあるので確認してみましょう。
今回の私の場合はダンボールのみもらえる形だったので、梱包材(プチプチ)は別途ダンボールワンという専門サイトで購入しました。
ダンボールや梱包材などはこのダンボールワンが非常に安いのでおすすめ。
電気・ガス・水道の利用終了・開始手続き
賃貸の場合は不動産業者から連絡があると思いますが、電気・ガス・水道の使用終了手続きが必要です。
それぞれ、電話やインターネットでも手続きができる場合がほとんどなので、サクッとやってしまいましょう。
また、転居先では使用開始手続きが必要です。
こちらもインターネットでほぼ完結するので、引っ越しの前にやっておきたいところ。
たいていの場合、電気と水道はスイッチを入れれば使い始められますが、ガスは開栓してもらわなければ使えません。
当日に来てもらうのは無理なので、引っ越してから開栓してもらうとなると最低でも1日以上は温水が使えず寒い思いをすることに。。。
インターネットなどで、引っ越し当日に開栓してもらえるよう事前に手続きしておきましょう。
インターネット回線の使用終了・開始手続き
これまで使ってきたインターネット回線の使用終了手続きはもちろん、転居先で利用するインターネット回線の申し込み・工事の手配も早めにやっておきたいところ。
引っ越してから手続きをしようとすると、下手をすれば1ヶ月以上も自宅のインターネットが使えない状況になりかねません。
私の場合、引っ越し先が運良くNURO光 for マンションの対応物件だったので、そちらを申し込みました。
転居20日ほど前に申し込み、引っ越し翌日に工事を手配することに成功。ほとんど空白期間なしに月額2,780円で高速インターネット回線が使えて満足しています。
どうしても回線工事までに時間が空いてしまいそうな場合は、たとえばエリア内なら無制限で使える楽天モバイル回線あたりを用意しておくと乗り切るのに役立ちそうです。
不動産業者の立会い/鍵の受け渡し
引っ越しの日が決まったら、転居元の不動産業者(or 大家さん)に連絡して、立ち会い&鍵の受け渡し日を決めます。
入居のときに「退去する場合は、退去日より◯◯日前までに連絡すること」と契約書に書かれているはずなので、その日までに連絡するようにしましょう。

引っ越しの邪魔をする息子
遅れてしまうと、家賃が無駄にかかってしまいますので注意。
また、転居先の不動産に、いつ入居するか、いつどうやって新居のカギをもらうかも話して決めておきましょう。
住宅の火災保険
通常、賃貸契約の場合は火災保険に入っている場合がほとんど。
大抵は2年契約なので、その期間の途中で退去する場合には日割り計算の差額分が返ってきます。
入居時に契約した保険会社に連絡して、返金や退去の手続きをしておきましょう。
[middleLongreads]
引っ越し後にやるべき手続き
転出・転居届(市区町村の役所、郵便局)
住民票を移す場合、住んでいる市や区の役所に行って、転居の手続きが必要です。
引っ越し元の役所でもらえる転出届は、転入の届けをする際に必要になりますので、大事にとっておきましょう。
なお、私の住む福岡市も含めて一部の市区町村内での引っ越しの場合(私なら福岡市中央区→西区)、転居先での「転居届」のみでOKでした。
マイナンバーカードの住所変更も市区町村の役所でできるので、一緒にやっておくといいでしょう。
また、役所だけでなく郵便局にも転居届を出しておきましょう。
この手続きをしておけば、転居前の住所に届いた郵便物を1年間転居先に転送してくれます。
この郵便局への届けに関しては、インターネット上でも「e転居」として手続きが可能です。
免許の住所変更
転居をしたら、まずやっておきたいのが運転免許の住所変更。
いろいろなサービスの登録住所を変更する上で、最もポピュラーな身分証明書である運転免許の住所が正しいものになっている必要があります。
免許の住所変更手続きは、警察署で行います。
住民票、もしくは自分宛ての郵便物が必要ですので、役所で転居届を出すときに一緒に住民票をもらっておくのがオススメ。
年金・保険の登録住所変更
国民年金・厚生年金や健康保険(協会けんぽなど)の住所変更も必要。
ただ、マイナンバーを連携させている場合は転居届を出せば1〜2ヶ月後には自動的に変更が反映されるとのこと。
もしかすると加入している年金や保険協会、住んでいる市区町村によっても違うかもしれないので、役所で聞いてみてください。
各サービスの住所変更手続き
Amazonなどのネットショップ、銀行や証券会社などいろいろなところに住所を登録しているはずです。
それらを片っ端から住所変更していきましょう。
代表的なものを以下に挙げておきます。
- 携帯電話、固定電話、インターネットプロバイダ
- Amazon、楽天などインターネット上のショップ
- クレジットカード
- 銀行口座
- 証券口座
- 購読雑誌・新聞など
私が一通り住所変更をしてみた限りでは、証券会社のみ身分証明書が必要となる場合が多かったです。
それ以外は特に証明書など必要ない場合がほとんどなので、転居前に時間があればさっさと済ませてしまってもいいでしょう。
あとがき
引っ越しにともなう手続きはなにかと面倒ですが、だいたいやることは決まっているもの。
今回の記事を参考に自分でチェックリストをつくり、以後の引っ越しはこれを見てチェックしていくだけでOK!な状態にしておくと便利ですよ。
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